2010年10月11日
No.
4(湯釜)
湯釜(ゆがま)は、直径約300m、水深約30m、水温約18℃の火口湖です。エメラルドグリーンの水で知られ、観光名所として人気があります。pHが1.0前後であり、世界でもっとも酸性度が高い湖、と言われています。火山ガスに含まれる塩化水素や二酸化硫黄が水に溶け込み、塩酸や硫酸となったためと考えられています。水がエメラルドグリーンに見えるのは、水に溶け込んでいる鉄イオンや硫黄などの微粒子の影響で、日光の特定の波長の光が吸収されるためだと考えられています。なお、湯釜の水をビーカーなどに汲んでみても、エメラルドグリーンには見えないらしい。
「ほうほう、なるほど。白根山周辺はこんな地形だったのか。」
「私、ソフトクリームが食べたいな〜」 「ハイハイ、戻ってきてからね」
「さーて最終目的の湯釜ですよ」とひでさん。「俺、TVで見た時あるんだよね〜」と、頻りに皆に行く気を注いでいます。
石敷きのコンクリート遊歩道は案外歩き辛いですが、観光客主体でハイヒールでも頑張っている人がいます。
駐車場から展望台へ続く遊歩道は沢山の人達の往来で賑やかです。
方言や外来語が飛びかう中、黙々と登っていきます。
湯釜が西陽に浴び、火星調が金星調に映って見えたのが印象的でした。以前の展望台より、湖は遠くなってしまったが少し残念です。
満員状態の展望台より湯釜に向けて雄叫びを放っている娘達がいます。恒例の「ヤッホー!ヤッホー!」と。 良く聞くとやまびこになって返ってきます。
ヤッホー娘達の驚異のパワーに付近の観光客も唖然!少年少女達も負けずに「ヤッホー!」と、・・・。「アンさん、あんた達は唯もんじゃね〜な」とヤッホー娘になめさんが感心していました。
夕方ですが、志賀草津観光ルートのスポット湯釜は、続々と人がやって来ます。私達は西陽に向かって撤収です。
渋滞に巻き込まれ、2時間近くロスの中、予定コースを皆さんの頑張りですべて終了できたのは凄いと思いますね。
それぞれの思いを希望に抱いて、眩い陽に向け帰ります。
帰りは逢ノ峰を正面に見ながら下がります。白根付近は夕暮れ時が迫った最後の陽ざしで、華やかに見えます。
もうすぐ午後5時になりますが、駐車場にはまだまだ沢山の車が。
いや〜楽しかったな〜、写真もバッチリだし、良かった良かった。
全行程を終え、若返ったよだっぴさんとアリスさんは、一挙にソフトクリームを頬張ります。山歩きの後はソフトクリームが最高ですね。
帰りは草津温泉“西の河原露天風呂“で疲れを癒します。石鹸等を使用できませんが、500uもある大露天風呂には圧巻の一言です。
本白根登山コースは比較的起伏が少なく、火山の爪痕や自然が作り出す風景が感じられました。逢ノ峰展望台から北アルプスまでの景色を望め、湯釜では西陽に反射し異次元的な風景を見る事が出来ました。天候にも恵まれ、群馬県屈指の貴重なコースを歩き、本日の自然探索で、自然と共有する効果と自己に対しての自信を獲得されたことと思います。 上記の3人は貴重な男性メンバーです。次回の妙義山でも期待しますので、どうぞ宜しくお願いします。