乗鞍岳 標高3,026m 標高差約300m 歩行距離約7.2q yahoo地図
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乗鞍高原からちょっぴり足をのばして出掛けたい乗鞍岳。県道乗鞍岳線を利用すればシャトルバスで乗鞍岳直下、日本の道路最高地点でもある畳平までアッという間に駆け上がることができる。位ヶ原、畳平には高山植物のお花畑が。秋のナナカマドの紅葉もすばらしい。
標高3026mの乗鞍岳山頂へは畳平から約1時間30分の登り。標高3000mを超える高所からの山岳眺望は圧倒的なスケールで迫ってくる。 |
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【標高2700m 富士見岳から見た畳平】
夏の終わりの北アルプスです。お花畑の季節は過ぎてしまいましたが、初秋の爽やかな風の吹く3,000mの眺望を楽しみました。
2,700mにある「畳平」は、長野県側からは『エコーライン』で、岐阜県側からは『スカイライン』で行くことができます。
いずれもマイカー規制の為、低公害バス(@往復2000)に乗り換えて行かなければなりません。
11人乗り以上のマイクロバスならば、直接行くことができるというので、いつかはマイクロバスを借りて沢山の方をお連れしたい素晴らしい場所でもあります。
今回はどちら側から登ろうか最後まで悩みました。
エコーライン側からならば時間の短縮が可能であり雪渓も見ることができる、
けれど、折角来たのだから滅多に体験できない岐阜県側からの雲上のドライブや平湯温泉などの体験を味わって頂きたい、
そう結論に至り、わざわざ岐阜県周りで行くことにしました。
畳平について分ったことですが、
本日エコーラインは、トレ―ルレースの為、午前中は通行止めだったんだそうです。(運の良さと素晴らしい直感にびっくり!)
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バスは、私たち6名ぴったり補助席使用で定員になり、運よくすぐに乗り込むことができました。
スカイラインの素晴らしい景色を堪能しようと思ったら、途中ガスで景色が見えなくなりました。
早朝出発でお疲れモードで、すっかり寝入ってしまった人もいたとか・・・。
畳平のバスターミナルから剣が峰に向けて一旦標高を下げると、7月頃には高山植物のお花畑で賑やかにな周回ルートになります。
観光目的の人達は、このあたりを周回していきます。
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高山植物は少しだけ咲いていました。殆ど終わっていますのでお花畑は周回せず、記念写真だけとって剣が峰(乗鞍岳最高峰)に向かいます。
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お花畑からの最初の登りの木段で、「あれ?こんなに体力なかったけ?」と自信が無くなるほど、息が切れます。
標高2,700mでは思ったより酸素が薄く、びっくりです。
登り上げるとエメラルドグリーン色した池や晩夏に咲く「とうやくりんどう」にお目にかかれ、元気を頂きます。
左側には北アルプスの眺望がいい『富士見岳』がありますが、帰路に余裕があったら登ることにして通過します。
富士見岳の麓には、コマクサが群生して咲いていました。
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コロナ観測所(摩利支天岳)を右手に回り込んで、肩の小屋へと向かって行きます。
肩の小屋ではソフトクリームが販売されていて早くもリクエストがありましたが、「帰りにいかがですか」と提案をしました。
これまでは、登山口のアプローチでここからが本格的な登りになります。
急に山容が代わり、砂や岩石など火山活動の様子が伺えます。
火山礫で滑りやすく、岩のゴロツキで足元も悪い中を登っていくので、結構疲れます。
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綺麗な案内版が立っています。各人、自分の力量に合わせてペースをつかみながら登っていきます。
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登りの最中は、とても苦しく孤独の戦いですが、小さなピークに辿り着き一息入れる度に仲間と出会い笑顔になります。
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頂上小屋の手前から登りと下りは別ルートで一方通行になります。
登りルートに頂上小屋があり、Tシャツやバッチなどが販売されています。
苦しい登りもカメラを向けられると「ピース」とつい手がでますが、顔に余裕のないマリーです。
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3,026mの山頂に着きます。山頂祠の手前で記念撮影です。
祠の裏手に山頂碑と鳥居のある神社があります。
住職さんがお守り等を販売していました。思わず、「ご出勤お疲れ様です」と言いたくなります。
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山頂の脇に日当たりと眺めのよいポイントがあり、そこで昼食をとる事にします。
ここから眼下には元噴火口と思われる綺麗なエメラルドグリーンに輝く池があり、その周りを草木の映えない火山礫の山が囲んでいます。
空がとても近く感じられ、時折、上空から景色を楽しむ民間のセスナ機が近くを飛び回っていきました。
下山を開始し間もなく、来る時は余裕なく通り過ぎた朝日岳の山頂で、記念撮影をします。
背景だけをみると、エジプトのピラミッドに来たみたいです。
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念願のソフトクリームと思いきや、販売は終了したとのこと。
思わず、「ざ〜んねん!来る時に、帰りに食べようね〜と楽しみにしていたんですよ〜」と明るく言うと、
お店のお兄さんが片づけをしているアルバイトの方に、「機械の中にまだ材料は残っているか?」と確認をし、
機械にスイッチを入れ直してくれました。
ソフトクリームの注文をしながら、後続者を待ちます。
「早く来ないとソフトクリームが溶けちゃうよ〜」と合図を送ります。
とは言っても、ザレ道で滑る下りは、スピードがでません。
それでもとろけ落ちないうちに、何とか到着をしました。
馬にニンジン?かな?
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行きに通り過ぎた富士見岳です。
ソフトクリームも食べ、休憩もとりましたので、体力復活?です。
最後の登頂を頑張ります。
後の振り返りで分ったことですが、心の抵抗があった人もいたみたいです。
表情は、本音を表しているかもしれませんね。
でも、あきらめずに達成したということは、素晴らしいことです。
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帰りの温泉は、名湯の平湯温泉「ひらゆの森」でゆっくり疲れをとります。
予定では、佐久で食事&感想会でしたが、美味しい飛騨牛を食べさせてくれる「あんき屋」というお店があるけど・・・と、フィールドリサーチをしたところ、
全員一致で「あんき屋」ということになり、飛騨牛の鉄板焼きで大満足の一日になりました。 |