高尾山 標高599m  標高差 約390m   歩行距離 7km  2012年11月29日 

行程:京王・高尾山口駅前P--稲荷山登山口--稲荷山--高尾山--もみじ台--薬王院--高尾山口駅前P

山頂へのルートはケーブルカー清滝駅を起点に1号路(表参道)・2・3・4・5・6号路・稲荷山Rなど全7コース(各コースとも所要時間約90分)あるので季節に応じて各コースが楽しめます。
本日は一番人気のハイキングコース(稲荷山コース)と飯縄大権現を祀る高尾山薬王院等、歴史を辿る表参道(1号線)を歩きます。

s予定していた23日が雨になり、平日の29日に予定を変更して開講しました。お天気もよく、紅葉も見頃で、充実した一日を過ごしました。
 今回は、愛情あふれる4名の女性達の参加で、優しく穏やかな時間が流れ、まさかのサプライズがあり、感動で盛り上がった自然探索ワークとなりました。
頂へのルートはケーブルカー清滝駅を起点に1号路(表参道)・2・3・4・5・6号路・稲荷山R
京王・高尾山口駅前からのスタートです。駅前商店街(土産屋)を抜け、RW清滝駅手前広場で軽く準備運動です。朝も早く、平日でもありましたので、今日は混雑の無い高尾山だとの予感がしました。歩きはじめると紅葉が見事で、つい「わあ~!」と歓声が上がるほどです。
ケーブルカーの駅の前で恒例の記念撮影です。駅をを過ぎて左側に稲荷山コース登山口があります。5分ほど登っていくと、山の名称と言える旭稲荷と小広場があります。
 
最初の登りは結構な勾配があるので、息が切れます。道も狭いので、一列に無言で歩きます。時折、小グループを追い越したり、追い越されたりしながら、ゴーイングマイグループです。

高尾山稲荷山コースの特徴は、木の根っこが露出した踏み跡の多い幅広の山道で、紅葉が見られるかと思ったら、意外に杉の木が多く、がっかりです。それぞれが、自分のペースで登ります。久し振りの参加で体力の心配な美恵ちゃんは、ステッキを頼りに頑張ります。
昨年から、自然探索で自己成長を実感しているさっちゃんは、日程が変更になったため仕事が休みの日で、ラッキーにも参加できたのだそうです。グループの中でも次第に自分が出せ、快適さが増してきているそうです。

少し頑張ると稲荷山へ到着!東屋のある休憩所で一休憩です。稲荷山からの眺望です。八王子市内や埼玉ドーム、新宿の副都心ビル群も確認できます。同じカメラを持っていると言うグループのお姉さんと写真の撮りっこをしてもらいました。
沢山の登山者と一緒に行列になって登って行きますが、パワフルな女性陣は徐々にハイスピードに変わっていき頑張っていました。
稲荷山コース最終登りは、約244段の階段で、坂道より階段の方が息が切れるところです。苦しいのは決まっていますが、メンタルコントロールの訓練のチャンスになります。皆さん、体は苦しくっても心を快適に持って行きながら、階段を上る気力を上げます。
山頂広場に到着すると、一番乗りのさっちゃんが、手を振って皆さんを迎えてくれます。
流石に山頂は、賑やかです。なんと、富士山がくっきりと姿を見せてくれて、感動がひとしおです。

高尾山から富士山は、結構大きく、近く見えます。山頂広場でお弁当を食べようかと思ったのですが、まだ11時前ですので、
その先の“もみじ台”まで行って食事にしようという事になりました。ここで、クーミンが告白をします。
「私、ひとりヤッホーを今日はチャレンジしようと目標を立ててきたの」と。
では、是非、もみじ台に絶好の場所があるから、食事が終わった後、今日は一人ひとり単独でやりましょう!という事になりました。
本日、初参加のかすみさんは、何のことやらさっぱり?です。

もみじ台と言われるように、もみじの葉が見事に色づいています。ここでも、富士山は大勢のハイカーの目をくぎ付けにしています。富士山は、日本人が誰もが魅了される山なのだと、つくづく思いました。
 贅沢にも富士山を正面に眺めながらの昼食です。クーミンとさっちゃんは、売店でなめこ汁を買い、心も体も温まります。
食後に近くのヤッホースポットに移動すると、なんと、自然にご満喫されたのか寝ている人がいました。数人の方々も静かに昼食を食べています。ここで、ヤッホーは、ちょっとまずいかな・・・、と言う事になり、思い切って人の沢山いる山頂の広場でのヤッホーは、メンタルトレーンングになるのでどうか、と提案をしてみました。 
特に、抵抗も無い様子で、先程の山頂広場に戻りますと・・・・。

 何時の間にやら、百人はいるでしょう!と思われる位、大勢の人が山頂に集まっていて、皆さん富士山を眺めています。銀座並みの人混みの中、目標設定をしてきたクーミンが積極的に単独で「ヤッホー!」と叫びます。すぐ隣の人がビックリして、振り返りますが、その反対のお二人は、拍手をしています。本当は、皆、やりたいんだよね。でも勇気が出ないのだろうと思います。他メンバーは、10m位離れた場所から、見学です。続いて、さっちゃんがつられるように出て行き、クーミンの叫んだ場所から更に5mくらい離れた場所で(ここも大変混雑している満員電車並みの人混みです)、突然「ヤッホー!」。
隣から歓声と拍手です。第一声目が気に入らなかったのか、二度目のヤッホーが直ぐに発声されると、直ぐとなりにいた御婦人グループに声を掛けられ、なんと、富士山の唄で盛り上がり始めました。 ここで一人で叫ぶ事に躊躇していたはずの美恵ちゃんは、「私も一緒に歌いた~い!」と言い、初参加のかすみさんは、何が起きているのかも良く把握ができないまま「行きましょう!」と美恵ちゃんと一緒に仲間に加わって合唱は更に大きくなりました。調子にのった合唱グループは、富士山の唄を二番まできっちりと歌い上げました。  ※1分8秒の短編動画です。
 合唱直後の山頂の記念撮影です。ここの撮影スポットは順番待ちを余儀なくされます。可愛らしいお掃除小僧にさっちゃんは、うっとりです。「私のうちに来て、お掃除して」とねだったかどうかは、定かではありません。
飯縄権現堂から石段を下がり薬王院大本堂へ、薬王院は、真言宗智山派の大本山で、正式名称高尾山薬王院有喜寺、草創は、天平16年今からおよそ1200年の昔、行基菩薩が聖武天皇の勅命を得て薬師如来を安置して開山されたと伝えられています。  ここでは、見物や買い物で小休憩です。
 銭洗い弁天では、皆さん息が合い、一生懸命お金を洗っていました。
 有名なたこ杉です。かなり大木のたこのできた杉に因んで、ひっぱりだこの石像まであり、観光名所になっています。
 皆さん、無事下山の記念撮影です。クーミンは、連続参加で余裕の笑顔です。
 誰でも、経験を積めば力がつくんですよ~、と証明してくれる人のおひとりです。

 
 秋に桜です。紅葉と桜を眺めながら、本日頑張ったご褒美に花豆ソフトクリームを頂き、にっこりです。