No1
谷川岳 オキノ耳標高1,977m トマノ耳標高1,963.2m 標高差約656m 歩行距離約6.9km 全行程am9:30〜pm3:30 mapion地図 天神平ロープウェイ駅⇒熊穴沢避難小屋⇒肩の小屋⇒トマの耳⇒オキの耳⇒天神平ロープウェイ駅 |
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谷川岳の標高は2,000mにも満たないが、急峻な岩壁と複雑な地形に加えて、中央分水嶺のために天候の変化も激しく山頂付近の晴天率は、非常に低いです。気象の厳しさから標高1,500m付近が森林限界となるために、比較的低い標高でも高山植物が観察できます。ロープウェイを使って、一般コースの谷川岳(トマの耳・オキの耳)までの天神尾根コースは、首都圏から近いこともあって多くの登山者が訪れています。 |
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上記は肩の小屋から眺めた、オジカ沢の頭〜小障子の頭〜大障子の頭〜万太郎〜エビス大黒ノ頭〜仙ノ倉山〜平標山へ続く縦走道。
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標高750メートルのロープウェー駅より約10分少々で、標高差570メートルの天神平(1,321mメートル)まで登り上げます。天気も上々、気分も上々です。
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天神平ロープウェイ駅より、元気なメンバーの顔ぶれです。後方は、健脚向けの白毛門〜笠ヶ岳〜朝日岳です。
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予想外に三連休最終日の天神平は空いていました。後で分かったのですが、一般ハイカーは私達より、一足先に山頂を目指していました。
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歩き始めは整備された木道歩きです。やがて天神平リフト駅から伸びている遊歩道と合流し、登山道へと変わって行きます。
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トラパース気味の鎖練習場所を過ぎると、熊穴沢避難小屋に到着します。先行でスタートした、レモンさんとさくらさんが、汗を拭って熱っていました。
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熊穴沢避難小屋は、いわお新道(谷川温泉方面)からの分岐点でもあります。小屋を過ぎるとだんだん険しくなり、岩場とクサリ場の連続です。
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今までの経験を活かし、難なく登り上げます。ヒデちゃんはいつの間にか、ワイルドレディーへと成長していました。
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岩混じりの急登を越え、森林限界に出ます。コオニユリ等が咲いていて、夏の谷川を実感します。
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アリスちゃん、くーみん、くーちゃんも日本百名山の谷川の岩場の連続に、確かな手ごたえを感じます。天狗の溜まり場付近からは、雄大な景色を眺めながら心地良い風に吹かれ、快適歩きに変わります。
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見上げると肩の小屋手前付近に雪渓が見えま。稜線上に沢山のハイカーの往来する姿が見え、谷川岳の人気が分かります。
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抹茶親分は何時ものポジションにいるので、レディー達は安心出来ます。流石に猛暑ですので、気温の低い谷川でも汗だくモードになります。モコモコ&ひでちゃんは、暑さの余りやけになり、阿波踊り作戦で登って行きます。
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阿波踊り作戦は感染し、よだっぴーも負けづと踊り歩きです。くーみんは地道に頑張ります。
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快二等兵を筆頭に、登山の苦しさを実感しながら、天神ザンゲ岩駐屯地へと向かいます。
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振り返えると、歩いて来た道筋と、天神平ロープウェイ駅が見えます。
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岩に登り、冷たい風に吹かれ、クールダウンです。 一瞬ですが、疲労感から充実感に変わって行きます。
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やがて熊笹の中(茶畑ではありまあせん)の稜線越しに、雪渓が涼しそうに見えてきます。
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標高を上げて行くと谷川連峰の眺望が飛び込んで来ます。
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、ロープで仕切られた高山植物の保護領域地区内に雪渓はありますが、迷わず跨いでお邪魔致します。メンバーもガレ場まで登り、ロープを越えます。
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雪渓の上は冷気が流れ、涼しく非常に心地良いです。迷わずみなさん続々と到着します。
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シゲさんとタミーは感動の雪渓ですが、流石に寝転んだりはしませんでした。
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さくらちゃんはメキメキと貫録を付け、頼もしいです。みなさん雪渓に集まり、自然の急冷効果を味わいます。
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天神尾根の最終登りは、広大な谷川連峰の絶景と、雪渓が待っていました。
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汗をかきながら頑張った甲斐があり、雪渓付近では別世界ような時間が流れます。
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肩の小屋手前、砂礫混りの木道から、稜線を振り返ります。みなかみの町も眼下に見えます。
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肩の小屋は有人で売店と食堂があり、宿泊もできます。WCも外部にあります。
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肩の小屋の上にはとケルンと祠があります。西黒尾根との分岐に合流し、すぐにトマの耳です。
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トマの耳から眺めたオキノ耳へ続く痩せ尾根の稜線です。No2へ続きます。 | |||