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唐松岳  2,696m  標高差約866m  歩行距離約10km  mapion地図

⇒八方池山荘⇒八方池⇒扇雪渓)⇒丸山ケルン⇒唐松岳頂上山荘⇒唐松岳山頂⇒唐松岳山荘⇒扇雪渓⇒八方池山荘

唐松岳は、北アルプス後立山連峰(富山県側から見て、立山の後ろに聳える長野、富山県境の山々)に位置してます。1泊2日行程の北アルプスの入門峰として人気の高い、白馬連峰の一角峰でもあります。ゴンドラやリフトを利用して八方尾根から八方池を周回する観光コースとしても有名です。登山コースの扇雪渓、丸山ケルンから望むる白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)の見事な景観が楽しめます。お花畑には多くの高山植物が咲き、心を癒してくれます。
愈々、自然探索も山小屋泊の北アルプスへやって来ました。日程の都合でよだっぴーともこもこは八方尾根を十分楽しんで扇雪渓までのコースでしたが、雄大な北アルプスの雰囲気を実感できたと思います。上記の写真は唐松頂上山荘裏のピークから眺めた唐松岳山頂と不帰ノ嶮です。
八方尾根第3駐車場に車を置き、ゴンドラ⇒リフト×2を乗り継ぎます。標高を上げるにつれ、雲の中へと入って行きます。日常と違った北アルプスの新鮮な空気を吸い気分は高まります。
沢山の観光客と一緒に、リフト終点駅の八方池山荘に到着です。すぐ尾根コ−スと湿原コ−スに分かれますので、健脚向けの尾根コ−スより登ります。
第1ケルン、第2ケルンを過ぎ八方ケルンに到着です。一生懸命登っている少年に声をかけると、とてもさわやかな好少年で、記念に一緒にとろう!というとピースで入ってくれました。少年のパパは更に小さい子を背負ってのトレッキングで頭が下がります。よだっぴーがお菓子バーを上げると、お父さんの背中の小さな兄弟の口に半分分けながら食べていました。
もうすぐ八方池です。残念ながらガスの為、白馬連峰の雄姿は池に映りませんでした。マウスを写真に合わせると、眺望の良い日の八方池と白馬三山の写真が表示されます。
八方第3ケルンで昼食です。お腹がすいたくーみんは、笑顔で昼食スペースにやって来ます。食後はワークで流行りの乾燥マンゴを頂きます。食事を終え気が付きました。食べるのに夢中で食事風景の写真を撮り忘れました。
さーて、栄養補給も終わり、次の目的地“扇雪渓”へと向かいます。殆どの観光客は八方池までで、ここからは要登山装備の登山者コースなります。
“扇雪渓”です。やはり北アルプスの万年雪の雪渓は見応えあります。近くに寄るだけで冷気が漂い涼しくなって来ます。日帰り行程のよだっぴーともこもこはタイムリミットですのでここでお別れです。困難を共にした友情が芽生えた仲間とお別れするのは、さみしい〜!と、信州のお二人は悲しさのあまり、パフォーーマンスの嘘泣きを始めましたが、別れる瞬間は本当に寂しそうでした。
でも、自然探索はただの登山クラブではありません。メンタルタフネス、自立を目指した自己成長のワークです。ここからは、二人きりで下山!そして、二人で温泉を楽しんで帰る予定です。泣いていると帰りのゴンドラの時間が間に合いませんので、気合いをいれて・・・・「お〜!」。その後の二人は・・・・(後程お知らせいたします)

扇雪渓から丸山ケルンまでは急登になります。ここからの景色は絶大のはずですが、雲の中ですので明日の景色に期待して、丸山ケルンを通過します。トラバース気味の木道を過ぎると赤い建物の山小屋が見えて来ました。

本日の宿泊の唐松頂上山荘に到着です。山頂の裏側は今までとガラリと景色が変わり、目の前に雄大な唐松岳が見えます。夕食時まで時間がありますので五竜岳方面、牛首手前の鎖場で恐怖克服の挑戦です。
五竜へ続く鎖場は、今までの唐松岳コースと違い難易度を増します。妙義山で馴らした鎖場歩きを発揮し標高2,500mの本格岩場もなんのその。
今までなんとな〜く歩いていたくーみんが、別人の様に岩場を這いつくばっています。流石ですね。青空がのぞき出し、時折見える2500mの景色を楽しみます。
岩場ピークで満面の笑みをうかべます。岩場、鎖場を楽しんで唐松頂上山荘へと帰ります。
ライチョウの親子連れ計8羽見る事が出来ました。日本アルプス主体に国内で約3000羽程度が生息していると推測されています。唐松の中を塒としますので、唐松岳付近はライチョウに出会える確率は高いみたいです。
夕食前、山小屋前のベンチであったか珈琲を頂きリラックスします。夕食に定評のあるだけあって美味しく頂きます。