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唐松岳  2,696m  標高差約866m  歩行距離約10km  mapion地図

⇒八方池山荘⇒八方池⇒扇雪渓)⇒丸山ケルン⇒唐松岳頂上山荘⇒唐松岳山頂⇒唐松岳山荘⇒扇雪渓⇒八方池山荘

唐松岳は、北アルプス後立山連峰(富山県側から見て、立山の後ろに聳える長野、富山県境の山々)に位置してます。1泊2日行程の北アルプスの入門峰として人気の高い、白馬連峰の一角峰です。ゴンドラやリフトを利用して八方尾根から八方池を周回する観光コースとしても有名です。登山コースの扇雪渓、丸山ケルンから望むる白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)の見事な景観が楽しめます。お花畑には多くの高山植物が咲き、心を癒してくれます。
2日目の朝は、北アルプス全容が見える程の素晴らしい絶景を堪能することができました。今まで味わった事のない山小屋の朝に、感動!感動!感動!です。
昨日のサンセットに続きご来光を見るため、4時半に山小屋をでます。ガスの切れ間から、今日の始まりを太陽が知らせてくれます。念願の山頂で、モーニング珈琲を頂きました。
朝日が昇り始めると次第にお天気がよくなり、6時過ぎには、剣岳、立山が登場です。ええ、こんなに近くにいたのね〜。
唐松岳の独特な山容です。山小屋から20分くらいですが、急な登りと低酸素で、息が切れます。
雲の上からの景色に思わず、息をのみ、ただただ見惚れてしまいます。まばゆい太陽、白い雲、青い空、雄大な山々。ああ、空ってこんなに青かったけ?山って色々な色、形だね。空気がおいしい〜!
お世話になった山小屋を後にします。どんどんお天気が良くなるので、裏山のピークに再び登り、北アルプスを眺めます。景色から元気をもらって、疲れ知らずのチームです。
唐松岳の山頂から続く「不帰ノ嶮」より雄姿白馬三山をバックに、勇志三人です。
北アルプスの壮大な眺望を、このひとときこの瞬間で、しっかり味わう事ができました。
昨日は見えなかった丸山ケルンからの眺望は、期待通り本日はバッチリです。よだっぴーともこもこにも見せたかったよ〜と、みんな口ぐちに言っています。いや、沢山の人達にここまで来て味わってほしいです。丸山ケルンで携帯電話がなります。昨日から白馬大雪渓を登って白馬三山を縦走し、不帰ノ瞼を渡り終え、今唐松岳の山頂にいるよ〜、との事。 
昨日お弁当を食べた八方池を反対側の丘陵から見下ろしながら、休憩です。何やら小腹が空いてきました。例によって乾燥マンゴーを食べたりしながら・・・・。 なんと、今降りてきた斜面を一際凄いスピードで降りてくる人が見えます。遠くにいても誰だかすぐに分かってしまい、コマ送りの様にあっという間に合流したのは、我が自然探索リーダーの元事務長です。「ターミネーターが近付いてくるようだったね」と誰かが言っていました。
下山リフト前で、大きなブルーベリーソフトクリームを頑張ったご褒美に頂きます。 リフト乗り場には、なんと、見覚えのある人達の写真が飾られています。有名人?かと思いきや、なめちゃんともこもとではないですか!?
昼食は、白馬温泉街の郷土料理を食べさせてくれる「おひょっくり」で、名物おひょっくりを頂きます。帰り際、お店の方に「昨日山荘泊まりで、これからお風呂に行くのですが、どこのお風呂がお勧めですか?」と尋ねると、なんと40%引きの入浴券を販売してくれました。ありがとうございます。
すっかり白馬の名所になりました、長野オリンピックで使用したジャンプ台を見学します。リフトに乗ってジャンプ台の上からコースを見降ろします。結構な高さで迫力があります。丁度、練習に来ていた選手3名のジャンプ演技を見る事ができて、ラッキーでした。

さて、日帰りのお二人は、ものすごいパワーでリフト最終時間の1時間も早く下山し、予定どおり「みみずくの湯」を堪能できたそうです。
今回の自然探索ワークは、皆さんが待望していた「山小屋泊」と「北アルプス」です。自分の足で歩かないと決して見られない絶景をたくさん味わう事ができました。また、楽しみにしていた、サンセット、満天の星空、サンライズ、そして、乾杯山頂ビールetc・・・。人工的なものは何もない山頂で楽しい時間を作り出し、味わっていく体験が沢山できました。また、当たり前になっている生活パターンから離れて、こだわりを解放し、客観的に日常の自分を眺めることができたのではないでしょうか。苦しい登りを頑張り抜いた後の達成感や、困難を乗り越えることの素晴らしさ、人と調和することの楽しさを体験し、自己成長の大きな一歩となることを確信します。