蓼科山 標高2,530m 標高差 約625m 歩行距離 約5km 行程:七合目駐車場⇒将軍平⇒山頂(昼食)⇒将軍平⇒七合目駐車場 yahoo地図 |
|||
丸く突き出たその山容は美しく、日本百名山に選ばれている山です。初心者にも容易に登れる山として登山客が多く訪れます。主な登山コースは御泉水自然園から登るコースで蓼科山の7合目です。針葉樹林帯を登り、岩石まじりの急登のち山頂ヒュッテへ。視界をさえぎるものがない山頂からは360度パノラマの展望がひろがります。 |
|||
今回、【第15回自然探索ワークショップ】は、定員いっぱいの10名の参加になりました。 2,500mを越える山は唐松岳と二度めですが、大半の方が初めての経験になります。 2,500m以上の山になりますと酸素も薄くなり、高山病の心配もありますので、自己管理が大切です。 どこから見ても蓼科山の山頂はよく見え、頂上はとても広く360度の雄大な大パノラマが楽しめますが、 楽しむ余裕があった方は相当力のある方ですね。 |
|||
決して無理をしないよう、ペースを上げないよう、自己対話をしながら自分の力量を確認して登ることを指示します。 今回は、ルートもしっかりしており道迷いの心配もないので、それぞれに地図を持って頂き、スタートします。 先頭は、なめちゃんです。トランシーバーでポイントごとに連絡をとりながら山頂を目指します。 |
|||
途中、「天狗の露地」では、ちょっとした眺望ポイントのボーナスがあります。 歩き始めの辛さに慣れてきたところで、最初の休憩をとる方が多かったみたいです。 |
|||
腰をかけて休憩すると疲れますよ、と言われたけど、座っちゃえ〜!という声がどこからともなく聞こえてきました。 高い場所から見る景色は、目も心も満たしてくれます。 白樺湖の全容が見えて、感動です。車山高原も美ヶ原も見えます。 |
|||
「将軍平」では沢山の人達が休憩をしています。 前掛け山との分岐点でもあります。エネルギーが余りそうな人は、前掛け山へ行ってみますか? と声をかけ ようと思いましたが、ちょっと大変そう?かも・・・。 ここを終点とばかりに思いっきり休憩をしている人がいます。 余裕なのか、余裕がないのかは、よくわかりません。でも、楽しそうでした。 ここでじゅんちゃんに頂いたカリカリ梅が美味しかったです。 |
|||
カメラを向けられても、余裕の皆さん。 回数参加している皆さんは近頃、カメラ目線、ポーズが上手くなっていますね。 更にはパフォーマンスまで! |
|||
サインは、「V」。そんな年代のおねーさんたちも、小学生の遠足気分で若返っていきます。 ごめんなさい。30代のしおりさんは、サインはVなんて知らないはね。それは、もしかしたら、「テクノダンス」? |
|||
急な石の坂が続きます。 慣れると結構面白く、歩きやすいのですが、「こんな道、初めて!」の人には、 びっくりするような危険な道に見えると思います。 何事も経験です。一度経験しておくと覚悟が決まるというか、動揺も少なくなり、余裕が出る分、楽しみも増えます。 |
|||
山頂ヒュッテです。山頂が目の前なので、ここで休む人は殆どいませんでした。 先頭隊は山頂についたとの報告が入りますが、ここで最後者来るのを待ち、一緒に登頂します。 |
|||
途中は、へろへろになって登っていたく〜みんは、山頂が見えた途端、ご機嫌です。 昼食は、西南西方面が視界がいいので向こう側まで歩きましょう!と言うと、やや不満そうです。 疲れて歩きたくない!もうここでいいよ〜!という無言のメッセージが届いてきますが、 最高の景色を見ながらの昼食をご褒美に差し上げたいので、心を鬼にして、無視して歩きます。 どんな不機嫌なお顔になったかは分かりませんが、心に重石がついたようにやや足どりが悪かった感じでした。 |
|||
それも、つかの間。天女かお釈迦様にでもなった気分で、 雄大な霧ヶ峰方面を見降ろしながらお弁当を頬張ると、 魔法にかかったように元気は見る見る回復です。 |
|||
だんだん慣れて来て余裕が出てきたのでしょうか? 手作り弁当持参の方やおやつ、フルーツの交換が飛び交い、楽しい交流会のひとときです。 |
|||
青空の下、信州の山並みを眺めながら、先ほどまでの苦労はすっかり忘れての贅沢な一時は、 皆さんの表情から存分に伝わってきますね。 |
|||
谷川より連続参加のくーみんは、体力消耗した分をしっかり補給して、下山のパワーを蓄えます。 初参加のヨッシーは、「初心者でも大丈夫よ。小学生でも登れる山だから」と言って誘ったミッキーを恨んだかどうかは、わかりません。 久しぶりの運動だと言っていたので、大変だったと思います。 でも、まだここまでで半分。ここで最高の笑顔を出しておかないと・・・。さあ、これから下山です。 |
|||
ひとり、ひとりが最初は誰も知らない人同士。 何かのご縁でひとつの目標に向かって一緒に行動してみると、いつの間にか、 信頼や友情、支え合い、助け合いが生まれて、元気になります。 それぞれ、経験もスキルも感じ方も思い方も違うけど、 なりたい自分や過ごしたい人生に向けてコントロールをしたりしながら、同じ時を過ごしました。 |
|||
体力は、余裕につながります。 超人的な女性陣達は、下山後も余裕の笑顔です。 見てください。女子高校生4人娘!・・・のようなこの笑顔です。 |
|||
無事、全員登頂達成です! 最後までヨッシー、よく頑張りました。 初参加、初登頂!おめでとう! 皆さんの温かい拍手で迎えられました。 |
|||
女神湖畔のセンターで、リンゴのソフトクリームを頂きます。 自然探索倶楽部メンバーは、ソフトクリームには目がありません。 あらあら、くーみんは、ダイエット中ではなかったの? せっかく消費したカロリーが・・・・。 そう言えば、一年前からダイエットは目標だと言っていましたね。きっと今も、「ダイエットは、目標」なのでしょう。 ※意味が分かった人は、ご連絡ください。 |
|||
「女神湖をバックに私を撮って!」なんて、ソフトクリームは決して言いません。 なめちゃんは、なめながら写真を撮る手もお休みしない両手づかいもスキ ルアップしたようです。 |
|||
本日の温泉は、『穂の香乃湯』です。食事もバラエティに感想会を行いました。皆さん、大変お疲れさまでした。 標高の高いところでは、普段より酸素も薄く体力の消耗は激しくなります。ぽにょ&しほりさんは、もうひと山登れるくらい軽々とした動きで余裕でしたね。 今回は、自分とつながるということをテーマにしました。目標は、自立。自分の体の調子や体力は、自分でしか分からない。だから、自分としっかり対話して、各々自分の体のメッセージを聞き、そして心のメッセージを身体に伝え身体をコントロールしていただきました。それぞれで地図を持ち、自分の力量が確認できるよう、タイムを計って頂きました。 人は、限界を乗り越える度に強くたくましくなります。一回の自然探索ワークが皆さんの成長に大いに役立っている実感があり、嬉しくも楽しくもあります。そして、挑戦する素晴らしさや辛さを乗り越える幸せを味わうチャンスが多くの方々にありますように・・・! |
|||