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赤城山は日本百名山の一座でもあり、榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられています。
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中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1200mから1800mの峰々が取り囲み、その外側は標高にして約800mまでは広く緩やかな裾野の高原台地をなしていて日本百景の一つにも選ばれています。最高峰の黒檜山(1828m)を始め、駒ヶ岳(1685m)、地蔵岳(1674m)、長七郎山(1579m)、鍋割山(1332m)などの山頂を持つ。赤城山は、その総称であります。中央部のカルデラ内には、火山湖の大沼や覚満淵、タフリングの小沼があります。ほぼ中央にそびえる地蔵岳山頂には、各電波通信の赤城中継局が置かれて、比較的容易に登る事が出来ます。 |
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相変わらず大降りの雨が風にのって横殴りに降っています。半数以上は三角点を見たことが無いパワフルな初心者です。時間は早くも午後3時半になりますが、皆さんの前向きなパワーに迷わず山頂へ向かいます。
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先ずは赤城神社駐車場より大沼越しに地蔵岳を眺め、心の準備です。登る気満々の皆さまには逞しさを感じました。
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小沼湖畔の奥から八丁堀登山口よりの登り始めますが、誰がよんだのか・・・・いつの間にか山名は「地蔵峠」に変わりつつあります。
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大雨の中、スリップしないように続々と登って行きますが、なんと乗馬で鍛えた自慢のバランス感覚でひでさんが皆を引っ張っていくではありませんか!
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熊笹道を脇目も振らず登って行く皆さんの心境はどんな感じでしたのでしょうか?それにしても、初めて山に登る初心者には全然、見えません。
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急登も終わり、緩やかな木道より神秘的な小沼の風景が眼下に見え、雨でありますが、第三弾にて本物の山に登っての初眺望です。
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黒檜山から覚満淵。 小地蔵・長七郎山に囲まれた小沼の眺望にしばし立ち止まり感動を共有します。湖畔にいる○○さんの姿は見えませんでしたが、声援を送りたい気持ちです。
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ガス(霧)の中から電波塔が見え始めます。周辺の山に登って一番目立つ赤城山のシンボル的な電波塔の数々です。
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大雨の中、足元も悪い状態でしたが、あっと言う間に皆さん山頂付近に到着です。トップにつられ登山口から20分少々で到着は、“凄い”の一言です。
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私と同じ年で最年長の花さんが少し遅れて到着しました。皆さんの温かい笑顔で迎えられましたが、実際のところ、なんで笑っているの?
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それぞれの感動と達成感を胸に山頂での記念撮影です。みんなの頑張りと温かい雰囲気(調和)は、私の好きな単独歩きでは味わえない予想外の満足感となり、雨と一緒に涙が滲んできました。
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最年少と最年長の見事な笑顔のコラボレーションです。優しいもこもこさんは花さんと一緒にシンガリをキープして下山です。
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眼下には“かかし”?よく見ると、パホーマンスしてカメラに応えてくれる快さんです。この陽気さには脱帽です。アンさんも負けじとバンザイで応えてくれます!
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無事、下山。本日のワークショップ、雨の中の自然探索行程が終了しました。
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雨、風、悪路の歩きでしたので、服装もそれなりに汚れましたが、「ばんどうの湯」に浸かり、心身ともにリフレッシュです。 |
1日を振り返って、
数日前から気になっていた天気予報、以前から企画していた野反湖・八間山コースは、雨では決行し難く断念!当日は予報通り何とも言えない悪天候!練っておいたとっておきの第二プランでのスタートとなりました。
三行程を経ての探索ワークになりましたが、その時その場面の思いが強く、想像以上の印象になった感じです。徐々にハードルを上げ、皆さん気持が高まって赤城山地蔵岳へ見事に登頂、今後の人生において大きな一歩と飛躍するきっかけになるでしょう。ワークショップも交え、恐らく通常登山以上に、登山から得られる効果と自信を確信されたことと思います。 次回、草津白根山自然探索もいろいろな感動の物語が待っています。
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